2018百年の杜つくり”あしたのみどりキャンペーン”の花壇支援

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
あしたのみどりキャンペーン”の花壇支援

河北新報社主催の2018百年の杜つくり”あしたのみどりキャンペーン”の花壇支援のお手伝いです。
仙台市若林区にある復興公営住宅集団移転笹屋敷石場地区集会所のみんなの花壇つくりです。
今までの花壇の土に砂利が混じっており土が固く雑草取りが大変、花壇の縁が低く、子供たちが中に入ってしまう、毎年一年草を植える費用が大変などの悩みをお持ちの住民よりの依頼です。

準備として3日前の25日にレンガを住民と共に設置し、栄養たっぷりの黒土(馬糞堆肥入り)を入れて整地をしていました。

本日は、晴天の作業日、地区の住民15世帯の方々が植え付けに来てくれました、手際よく、配置や植え付けを行い時間とおり、11時30分に終了、それから、なんと地区の皆さんの芋煮会に呼ばれて、お腹いっぱいになるほど、手作りの芋煮などをいただき、しばしの時間花談話や、お庭の話や、被災の話を地区の皆さんと笑顔の飲み会に発展、この石場地区の地区の皆さんの結束の強さを感じました、ああ、ほんとにお腹いっぱい、ごちそうさんでした。

画像をクリックすると拡大表示します。

いままで、被災地域のみどりと花の支援を7年と7ケ月がむしゃらに走ってきました、少しでも、被災地に花をと!!。
本日、若林区の花壇つくりをして、とてもいい花壇が、皆さんと一緒にできたねと、少しは満足での帰り道、わが3.11プロジェクトの本多さんに帰りにちょっと寄り道してといわれて、荒井東地区の復興公営住宅のガーデンに連れてこられました。
見て一瞬に身が凍りました。大きなガーデンです。
作り始めて2年目も過ぎ去ろうとしているガーデンは、住宅に住む住民の手作りガーデンです。リーダーは84歳の方です。お話を聞いて、大変な苦労を重ねて、ここまでやってきたと笑顔で話をしてくれました。
昨年ようやくダンプで土を役所にすこしだけ入れていただきました、山砂でジャガイモを育てました、年間の補助は作るのに5万円ほど、花苗に少しの予算で作り上げましたと 周りは約300世帯の復興住宅地の真ん中にある、緑地、この土地を年間120万円の土地代を税金で賄っている土地を住民の皆さんにお貸ししているそうです。その土地をコミニュティガーデンとして活用しています。私から見て、余った土地を住民に管理していただいているようにしか見られないですが、特段の補助は一つもないそうなのです。良くマスコミは復興住宅の孤独死を亡くそうとしているとか、住民のコミミュティ大切にする活動を行政が行っていると報道されているが、現実はこんなもの物なのかな!!

住民の皆さんが大変苦労して作り上げた花壇は、ますます苦労の花壇になって行こうとしています。これでは負の連鎖です。
よく見れば、周りの縁石より地面が下がっており、大雨になったら、池になってしまいます。こんな造成をしている、土地を花壇にするには、大変な困難なことです。住民に貸し出す土地は、もちろん排水も取れない土地を貸している状況です。こんな緑地計画をしている、行政にだれも声をあげれない、かわいそうです。
何とかしなくちゃと思います。
鎌田

画像をクリックすると拡大表示します。

関連記事

支援活動(投稿月別履歴)

ページ上部へ戻る