穴太衆を継ぐものたちによる追悼の石組み
穴太衆を継ぐものたちによる、高橋師匠の追悼の石組みが1日目24日雄勝ローズファクトリーガーデンにて開催、温室の後ろ側を石組みに汗をかいてくれました、本当に頭が下がる思いです。
一番弟子の小野寺さんの指導により、永年高橋師匠と仕事をしてくれている人達が多いので、瞬く間に、石積を積んでくれています。
石を積みながら師匠の話で盛り上がって、最後まで、石積に執念を燃やした、師匠の気概が、職人たちに受け継がれています。
素晴らしい仲間です。
穴太衆を継ぐものたちの2日目の作業です。
25日、やはり高橋師匠の残してくれた、技術についての、話です。
今までたくさんの石組みが残っているが、今回の3.11東日本大震災では、1個も落ちた石がないよねと、野面石の積み方はすごいねと、川石などの丸石も積める、技術は、日本を探しても、見つからないよね。
高橋師匠の独自の方法は、穴太衆の石組みの基本を凌駕するほど、石の心を聞けといつも言っていた、思いがみんなに伝わっているようです。
この技術で、宮城県内の石積みが大きく変化し、コバ積みや、石畳のやり方、ちょっとした土留めも穴太衆の技術を生かし、庭に生かされてきたと思います。
高橋師匠の残してくれた、物は大きい、これらを大事に、継ぐ者たちは、これから、もっと継承をしていけるよう、仲間たち会を作りたいねと、そして1年に1度、この雄勝で会おうと声が出てきました。
今後の皆さんの活躍と、継承の活動に期待します。