台風10号の被害_気仙沼大谷海岸

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台風10号の被害_気仙沼大谷海岸

昨日1本の電話、気仙沼大谷海岸、はまなす海洋館の女将さんからの電話でした。
台風10号での被害のことです。
宮城県は直撃を避けられたと思っていたら、午後3時には満潮、そして大潮、いままでにない台風の直撃でトリプルのタイミングで、ローズガーデンは高潮に何度も何度も波をかぶり、3日間も海水が引かず、がれきの山で、3.11の被災よりも決定的な打撃を負いました。
バラは大丈夫なのか見てほしいとの声で、さっそく行ってみました。
ガーデンに近づくと、宿根草がほとんど枯れ、お気に入りのラバンジン系のラベンダーの変わりようで、ガーデン内のがれきは、女将さんが汗だくで何とか処理をし、海水にかぶっていたので、懸命に水をかけて塩分を取ろうとしているようでした。それにもまして、大変驚いたのがあります。
ここ大谷海岸はハマナスの自生地で有名で宮城花100選にも選ばれていて、津波にも負けずまだたくさんのハマナスがあったのに、今回は写真の通り、何株も残っていません。幸いにも4年前に種を採取し今100株ほど苗を作っていたので、これから植えたいと思いますが、地形的にこの場所は低く、震災の堤防を作るとき、盛り土の声があったのですが、今はそんな声が聞こえなく立ってしまっているそうです。
今後のことを考えると、線路の高さまで盛って、作り直していけば、安心して、ハマナスとガーデンとそして、海水浴と楽しめるのにと思いますが、まずは復元向かって、バラや花苗を支援していこうと決意しました。

 

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